「双極性障害」、いわゆる「躁うつ病」であると診断されて仕事を休むことになった著者がその後の生活について書き綴った濃密な日記です。
アクティブな状態と部屋にこもっているしかない状態とを行き来しながら自分の心の変化をつぶさに観察していくような視線に真摯なものを感じます。
生きることに前向きになれなかったり、悩みを抱えて日々をおくっている人に読んで欲しい一冊。救いとなった音楽や本の話もたくさん出てきます!
B6/296ページ
(以下、公式インフォより)
突然、双極性障害(躁うつ病)になった僕。
「僕の人生、いったいどうなっちゃうの!?」
2020年12月〜2021年4月の日記。
1章は、2020年秋にめまいで倒れ双極性障害(躁うつ病)と診断されてから、めまいとうつに苦しみながらも、日記とともに自己の内面に向き合っていく試行錯誤の日々について。
2章は、躁状態によるハイテンションと不眠に悩みながらも、カッターナイフとホッチキスを駆使して、1章の内容をもとにリトルプレスを制作して販売するまでの過程について。
双極性障害との向き合い方、コロナ禍の生活、リトルプレスの制作風景などを記録した、約半年間にわたる思考をドカンと爆発させた僕の全力投球。
しんどいけれど、それはそれで楽しい生活。
双極性障害を知らないあなたへ、ぜひ。