「OCHA∞ME」と書いて「オチャメ」と読む。インディーポップシーンに詳しい人なら最近その名を耳にし、すでに注目しているはず。
といっても、これまでに「2019年のガールズカラー」という7インチレコードが1枚リリースされているのと、いくつかのコンピに音源が収録されているだけで、ライブを見たことがある人以外にはまその実体が知られていないかもしれません。
下北沢のライブハウス「THREE」で知り合った女性たちが中心になって結成されたというこの「OCHA∞ME」がどんなバンドか、それは以下の2つの動画を見ていただくとわかりやすいと思います。
OCHA∞ME / 2017.12.22 下北沢THREE
https://www.youtube.com/watch?v=kwP1zPp-01Q
OCHA∞ME / 2018.1.6 下北沢THREE
https://www.youtube.com/watch?v=cLJG6ASkL2E
この一言ではくくりようのないフリーな雰囲気。そしてポップでいいメロディ。
こんないい予感しかしないバンドの2枚目の7インチレコードがこの「恋も仕事も/魔法の言葉」です。「恋も仕事も」は「SUPER VHS」のソングライター入岡佑樹作が、「魔法の言葉」は、「GORO GOLO」のスガナミユウによるもの。どちらも何回聴いても聴き飽きぬ名曲です。DLコード付きなのでパソコンや音楽プレーヤーでも手軽に聴けます。限定生産で枚数も少ないみたいなので今のうちに!
(以下、公式インフォより)
東京・下北沢のナイトクラブで遊んでいた女性たちが中心となり集まったバンドOCHA∞ME。パワー・ポップからインディ・ソウルまで、ピュアネスに溢れる愛くるしい演奏と、4人がボーカルを取りみんなで一所懸命歌うライブが好評を得ている。
松田CHABE岳二とスガナミユウが運営するFeelin’Fellowsのレーベル・コンピへの参加を経て、伝説化したインディ・バンドMAHOΩの楽曲を取り上げた1st singleのリリースを発表。今作は次いでリリースされる2枚目の7インチレコード。DLコードも封入される。
A面「恋も仕事も」はモータウン・ビートが煌めくポップソング。惚けたトロンボーンとチャイムが鳴り、”灯台の上に蜃気楼が映った出会った日のこと思い出したんだ。白く長い海岸線を走って、教会の前に車を停めた”と、現実からの逃避行の始まりを歌い出す。やけに詩的な言葉遣いと弾けるほどポップなメロディーのミスマッチが愛しい。ユルユルなギターソロとシンセサイザーで妙な気分になり、いつのまにかドライブに付き合わされている。
B面「魔法の言葉」は、大人から子供まで、すべての人たちの永遠のテーマが郷愁を誘うミッド・バラード。”好き 嫌い 好き 好き”と花占いのようなテンポで、人類最大の謎である好きという感情に対する問いかけが歌われる。素朴なメロディに加わってくるトロンボーンとピアノのフレーズ・涙腺崩壊必死のオルガンソロが四季を巡りながら迷い彷徨うこころを卒業に導いていく。
「恋も仕事も」は、東京のインディ・ダンスバンドSUPER VHSのソングライター入岡佑樹作。「魔法の言葉」は、前作に続きスガナミユウ(GORO GOLO)によるペン。レコーディング・ミキシングエンジニアはayU tokiOが担当、マスタリングは根本智視。ゲストプレイヤーとして、BASSにロッキー(THE WEMMER, and more, SYMBOL)、鍵盤/シンセサイザーで、入岡佑樹 (side-A)・しいねはるか (side-B)が参加している。ジャケットデザインはメンバーの尾花鼓 aka つづみっこが担当。
<プロフィール>
下北沢のナイトクラブで遊んでいた女性たちが中心となり集まったバンドOCHA∞ME。パワー・ポップからモータウン・ビートまで、ピュアネスに溢れる愛くるしい演奏と、4人がボーカルを取りみんなで一所懸命歌うライブが好評を得ている。松田CHABE岳二とスガナミユウが運営するFeelin’Fellowsのレーベル・コンピへの参加を経て、伝説化したインディ・バンドMAHOΩの楽曲を取り上げた1st singleのリリースを発表。ナイトクラブの店主曰く、「スクーターズから洗練さを抜いて、夜もヒッパレのノリを足した感じ」とOCHA∞MEの絶妙なイナタさを表している。等身大の演奏とライフ、レコードとパーティーとひとかけらのライオット。臆することのない素人感とメッセージが時として心に刺さる。