大阪を拠点に活動する瓶ビール好きのライター・橋尾日登美さんは、酒場で瓶ビールを注文した時に一緒に出されたコップを写真に撮ってコレクションをしている方でもあります。
本書では、そんなコレクションの中でもお気に入りのグラスに出会った日の日記をまとめた一冊です。
京阪神と東京の愉快な飲み歩き日記としても読むことができます!
A5/46ページ
(以下、公式インフォより)
好きな瓶ビールのコップに出会った日の日記を集めたZINEです。大阪、京都、兵庫、東京を飲み歩いた記録でもあります。
序文より抜粋
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瓶ビールのコップが好きだ。瓶ビールのコップで飲みたいから瓶派で通していると言っても大袈裟ではないかもしれない。飲食店で飲むお酒界では生ビールが花形で、瓶タイプは乾杯だけ飲みたい数人で分け合うもの、という準レギュラー的存在である。目立たずじっくり酒場を支える続ける瓶。その変わらない姿を華やかに飾るか、親しみと安心をまとわせるかは、共に供される器次第だ。メーカーロゴの入ったタンブラーで王道に、切子のグラスでプレミアムな夜を演出、お冷と同じコップで気取らずに。そこには店の演出の心、美意識、オペレーションとさまざまな背景が垣間見える。
気づくとビールよりもコップを主体にスナップした写真が山ほどたまった。その中から素敵だ、面白いと感じたコレクションをより抜き、そのコップに出会った日の日記とともに紹介する。
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A5判
46ページ
【著者】
橋尾 日登美