江原茗一、河村実月の二人が主宰を務める文藝誌「園」の第2号です。今号からは広く寄稿を募り、そこに寄せられた文章も収録。より幅広い人選で、それぞれがエッセイ、小説、詩などを発表しています。
世の中に文藝誌は数あれど、「園」は言葉を使って何かを表現するということに真摯に向き合っている雰囲気があり、それと同時に風通しの良い軽みもあって、旅先に持って行ってじっくり読もうという気にさせてくれます。思索のお供に最適な一冊です!
新書サイズ/102ページ
(以下、公式サイトより)
目次
綿毛のようにうたを飛ばす 磯崎未菜(エッセイ)
わたしのありか 五十嵐てい(エッセイ)
声と想像 國枝孝弘(エッセイ)
男木のおばあちゃんと呼ばれる日 石部香織(エッセイとレシビ)
博士は実験中 津川奈菜(絵画)
百蜜花 横山寛多(エッセイ)
知らないこと 柴崎祐二(短編小説)
時の窓辺に暮らす 李和晋(エッセイと写真)
街を脱ぐ 河村実月(詩)
はじめまして、おすすめです
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訪問故郷 ニコラス・ケルゴヴィッチ(エッセイ)
夢の世界で息を吸う マーカー・スターリング(エッセイ)
土鳩 江原茗一(短編小説)
日本湯けむり美人画 岡田詩歌(エッセイ)
手中好品
気がつけばこの道 久貫弘能(エッセイ)
ほんとうの時間
円舞曲
編集後記?